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初午2022

去る2月9日(水)・10日(木)鹿手袋八幡社にて、氏子行事「初午」が行われました。

毎年2月最初の午の日を“初午”といい、全国的に稲荷神社の祭日となります。

八幡社入って左側の小柄な社「稲荷社」が主役の祭事です。

宵宮(1日目)

初午前日(宵宮)の朝、鹿手袋氏子の若衆頭が集まり、紙垂を交換し、八幡社境内に「正一位稲荷大明神」の幟(のぼり)を立て準備を行います。

現在は丈夫な素材、かつ便利なワイヤーロープのおかげで3人いれば幟を上げられますが、その昔は当番さんや近所の方々の力を借りて木製の支柱を建てるところから始まる大仕事だったそうです!

午後から当番さんも集まり、日月社や第六天社など、他の社の掃除・神饌の交換をして祭事に備えます。

16時から総代のみなさんを始め、氏子役員の方々のみ集まり全員で参拝・お囃子の奉納を行いました。

本来であればこういった行事は氏子が集まり日頃の感謝の気持を込めて、神様と一緒に境内にてお酒をいただき、飲食を共にするのですが、コロナ禍とういこともあり参拝・奉納のみで1日目は終了となりました。

本宮(2日目)

2日目は予報どおり朝からの雪模様。

早朝より油揚げや赤飯などお供えをいただきました。少し話をさせていただいたところ、もう随分前から毎年お供えをしているけど、雨や雪が降っているのは初めてとのことでした。

天候を見ながら昼過ぎまでお焚き上げを行い、無事2022年の初午が終了となりました。

雨雪にさらされびしょ濡れになった幟旗は、総代のご自宅のガレージで乾かせていただきました。ご準備いただきありがとうございます。しっかり乾かし、また来年ご活躍いただきます!

 

みなさん御存知のとおり、近年特に八幡社の社の老朽化が酷く、建て替えも視野に入れた検討を進めています。

御賽銭でいただくお金も大きな支えになります、ぜひご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

方向性やスケジュールなど決まりましたらご報告させていただきます。