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日月社団子くれ・拡大役員会

去る1月9日(土)日月社団子くれと、鹿手袋氏子拡大役員会が行われました。

日月社団子くれ

年末に行われた御嶽山団子くれに引き続き、今回は鹿手袋七丁目の「日月社」が主役です。

 

例年であれば氏子が集まり、たくさんの団子をこね・蒸し上げてお囃子とともに奉納します。

そのあと境内でお酒をいただき、神様と一緒に祝う祭事ですが、今回は新型コロナ感染防止ということもあり、総代・世話人・当番とお囃子方の少人数で集まり、祭事だけ執り行いました。

鹿手袋氏子拡大役員会

そのあと鹿手袋会館横、祭器庫前に移動し「鹿手袋氏子拡大役員会」が行われました。

本来であれば鹿手袋氏子新年会と題し、氏子のみなさんが集まり、顔を合わせお酒を酌み交わし、つながりを深め合うとても大切なイベントですが、こちらも新型コロナ感染防止の影響で、関係者のみの少人数で屋外にて世話人・当番の交代の儀のみ執り行いました。

世話人と当番

世話人

鹿手袋氏子には「世話人」という古くからの習わしがあります。

鹿手袋では「世話人」と呼ばれていますが、正式には「若衆頭(わかいしゅがしら)」といい、氏子行事の準備や、執り行う際の現場での実行責任者で、氏子の中でも若い者が努めます。
任期は、2年+2年の計4年間で、最初の2年は右も左も分からない中、先輩や氏子仲間にサポートされつつ氏子行事を執り行い、鹿手袋のことを覚え経験を積み、次の2年で後輩に指導しながら受け継いでいく習わしです。
若い者が務めることで、試行錯誤しながら鹿手袋の様々なことを覚え、一人前になり仲間入りしていくという意味があるそうです。

当番

当番は1年の任期で氏子の中で交代し、その年の氏子行事・世話人をサポートする係です。

上方・下方それぞれ4名、計8名で活動します。

当番交代は毎年行われますが世話人交代は2年に一度、今年は交代の年でした。

本来であれば鹿手袋のお祭り、浦和まつりの最後に大勢の担ぎ手の前で卒業する2名の世話人あいさつがあり、4年間を振り返り様々な感情を言葉に込めて話す姿は格好良く、それをもって有終の美を飾り卒業となるのですが、残念ながら昨年はお祭りが中止になり、その舞台はありませんでした。

卒業される矢島・田口両先輩は、困難なこの一年様々な選択・決断をされてきました。4年間本当にお疲れさまでした。

そして、新藤さん田口さん新しい世話人の4年間が始まります。

まだまだ難しい時期が続きますが、よろしくお願いします。