去る2月8日(土)・9日(日)に鹿手袋八幡社境内にて「初午」が行われました。
初午とは稲荷神の誕生祭で、西暦711年(和銅4年)2月初午の日に、伏見稲荷大社後ろの稲荷山三ヶ峯に降臨されたという言い伝えによるものだそうです。
毎年2月最初の午の日を“初午”といい、全国的に稲荷神社の祭日となります。
鹿手袋の祭事のほとんどが週末に寄せて行われますが、初午だけは実際の日に行われます。今年は珍しく土日と重なりましたが、例年は平日に行われることが多い祭事です。
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まずは幟上げから
1日目の朝、世話人が集まり幟を上げ、しめ縄や神饌を新しいものに交換し準備が始まります。
夕方より宵宮スタート
氏子総代、若衆頭、当番を中心に氏子の面々が集まり、お囃子の奉納・お焚き上げを行い、お参りに訪れた方々からお預かりした「お札」や「しめ縄」や「だるま」を焚き上げながら、神さまにお供えしたものと同じ、頭付き魚・油揚げを・お神酒をいただきます。
2日目 本宮
翌日本宮の朝は、各ご家庭からのお供えの品がならびます。
それぞれの社の前に用意されたお盆の上に、家庭によって異なりますが、持参した赤飯・頭付き魚・油揚げなど、食べやすい大きさで少しづつお供えされます。
15時頃まで、訪れた方々からお預かりした「お札」や「しめ縄」や「だるま」を焚き上げながら、新しい当番さんと「1年間一緒に鹿手袋の祭事を盛り上げましょう」と懇親をし、終了となりました。
来年(2021年)は2月2日(火)・3日(水)の予定です。